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カテゴリ「本」の4件の記事 Feed

2013年9月21日 (土)

本 : 海賊と呼ばれた男

この本は出光興産の創業者である出光佐三さんの生涯をモデルにした
小説で、2013年の「本屋大賞」に選ばれた作品です。

この本の中で出光佐三氏は「国岡鐵造」として、出光興産は「国岡商店」
として書かれています。

ぼちぼち読みながら2か月かけての完読でした。Img_6305

まず上巻。
物語は敗戦の日から始まります。
敗戦によりこれまで成した財産の殆どを失い、莫大な借金だけが残った
ものの、社員を一人たりとも解雇せずにたくましく会社を再生していきます。Img_6333

次に下巻。
当時国交のなかったイラン石油を積むためにアバダンの港に入港した時の
イラン人の歓喜と英国との闘争は実在の「日章丸事件」をモデルとしており、
この本の最大のヤマ場であり、タオルが必要です。
ハンカチでは足りません。Img_6334「日章丸」事件の後も、製油所建設に取り掛かる鐵造。
ここもまた胸を熱くせずにはいられません。

鐵造の闘いにあふれる人生、その闘いの一つひとつに勝利するため
の要因となるものは、鐵造を慕う才能あふれる男たちであり、鐵造という
人間に魅せられた者たちの協力であったり、があると思いますが・・・。
その闘いのリアリティに引き込まれますよぉ。
Img_6320

日章丸のイランへの航路。Img_6332


国民を顧みず、石油の統制を図り、自らの権益を守るために
「国岡商店」を排除しようとする者たちとの闘いは読む者の
カラダが熱くすること請合いです。


今、ドラマ「半沢直樹」が人気で「倍返しだ」が流行語大賞に
ノミネートされる程らしいですが、「半沢直樹」が好きな方は
きっとこの本も大好きになること間違いなしです。


「永遠の0ゼロ」が映画化され、今最も勢いのある百田尚樹氏の
小説だけに、いずれ映画化されるかもしれません。
その時は素晴らしいキャストでお願いしたいものです。




2013年3月 7日 (木)

隠蔽捜査1~3 : 今野 敏

啓蟄も過ぎ、日が暮れるのも随分遅くなってきました・・・。

夜が長い間、ずいぶん読書もすすみましたので幾つか
ご紹介。

まずは、今野 敏著の「隠蔽捜査」シリーズ。
5巻出てますが、まずは文庫本になってる3巻から。

①隠蔽捜査。
 警察庁長官官房総務課長の主人公、警察官の不祥事と
 同時期に起こる息子の薬物使用を隠蔽することなく・・・。
Img_3454

②果断
 ①の事件後、主人公は階級はそのままに所轄の
 署長として飛ばされている。PTAや、方面本部相手
 に持ち前の持論を展開するところは実に痛快・・・。
Img_3445

③疑心
 アメリカ大統領の来日に向けた警備本部が主人公の
 所轄署に設置されることに、その上、本部長を主人公
 にとの発令が・・・。本庁、方面本部からキャリア達が
 続々と到着、その中に若い女性キャリアも・・・。
Img_3440

警察小説といっても女性でもOKですよ、
俺っちの奥さんも「すっごくおもしろい。」と
イッキ読みでしたからね・・・。

警察キャリアの中で「変わり者」扱いされる主人公が
立場、対面を気にする連中を尻目に原理原則を貫き、
事件解決や局面打開に抜群の切れ味を見せる。

とても痛快です。

この主人公は、今では俺っちのヒーローです。


2012年10月 1日 (月)

本: のぼうの城 (上:下)

この土日は、天気は良くなかったけれど、幸いにして熊本では

台風の影響がほとんどなくてひと安心でしたね。


最近では天気の悪い日は、文庫本なんぞを持って、タリーズに
行くことが多いかな?


それで、ブログの“本”のカテゴリーには、これでまだ2件目ですが、

家にはどんどん文庫本が貯まってきてますのボチボチ紹介を・・・

ということで。


時代小説で「のぼうの城」(上:下)という本です。
Img_2646

表紙を見てください、

“2011年全国東宝系でロードショー”と書いてあるでしょ!?・・・

この本を原作として2011年の初めには、映画でも完成しており、

2011年の秋の公開を待つだけとなっていましたが、内容に城を

「水攻め」にする部分があることから東日本大震災に配慮して

公開延期になっていたものです。


今回、正式に今年の11月に公開が決まりました。



内容は、領民から不器用で迷惑をかけることから「でくのぼう」

を略して「のぼう様」と呼ばれながらも親しまれている

領主:成田長親が、石田光成率いる二万の軍勢相手に降伏から

戦することを選択し、籠城をする・・・。


結果、戦に勝ちはしなかったけれど、よりよい負け方?を・・・・

というお話。


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11月のロードショーが楽しみです、キャストもなかなか面白そうですよnote


2012年2月26日 (日)

ジェノサイド

最近、金欠病なのに、

「どっか行きたい。」「なんなっとせんと・・・。」

と、週末の欲求はとどまることを知りません。

しかし、金欠・・・。

こんなときに限って時間的な余裕はあったりする(泣)。



そんな時、目的もなくショッピングモールを散策中、

ふらっと入った書店で目に止まった一冊・・・。

「これを読んで時間つぶしでもするか。」

と手にとってみた。


題名は「ジェノサイド」意味はよくわからなかったけど、

本文中にはすぐに「大量殺戮」と出てくる・・・。

殺戮とは大量虐殺のこと・・・なんだか???と思いながらも

読んでいくうちに引き込まれてしまいました。
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なんとスケールの大きな小説。

読み進めるうちにその展開に何度も鳥肌が立ちました。



映画化は面白そうだけど原作を再現するのは無理じゃないか?

あるとすればアニメの連載か?



とか思いながら、「何十年ぶりの読書だろう? 」読書もいいもんだ

と、この年になって思いました。